にきび・にきび跡
「何度も繰り返すにきびが気になる」
「治っても跡が残ってしまう」
「マスクを外すのが恥ずかしい…」
にきび(尋常性ざ瘡 ・じんじょうせいざそう)は思春期だけの肌トラブルではありません。
大人になってからも、ストレス・ホルモンバランス・生活習慣の乱れなどが原因で、繰り返し悩まされる方が多くいらっしゃいます。
当院では保険治療はもちろん、美容皮膚科としてにきび跡を目立たなくする治療や再発予防のスキンケア指導にも力を入れております。
年齢や性別を問わず、患者さま一人ひとりの肌質・生活背景に合わせて、無理のない治療をご提案いたします。
にきびの原因
にきびは、毛穴が詰まり、皮脂がたまって炎症を起こすことで発症します。以下の要因が複雑に絡み合うことで発生し、悪化することがあります。
主な原因
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皮脂の過剰分泌(思春期・ホルモンバランスの乱れ)
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毛穴のつまり(ターンオーバーの乱れや角質肥厚)
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アクネ菌の繁殖(皮脂をエサにして炎症を引き起こす)
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ストレスや寝不足、食生活の乱れ
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マスクによる蒸れや摩擦
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化粧品や洗顔料が肌に合っていないことも原因に
にきびの種類と特徴
にきびは進行度によって見た目や治療法が異なります。
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白にきび(面皰):毛穴に皮脂が詰まり、表面が白く盛り上がる
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黒にきび:毛穴が開き、皮脂が酸化して黒く見える
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赤にきび:アクネ菌が繁殖し、炎症が起こる状態
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膿にきび:赤にきびがさらに進行し、膿を伴う痛みが強い状態
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にきび跡:炎症が治まったあとに、赤みや色素沈着、クレーター状の凹みが残る
にきび・にきび跡の治療法
当院では、にきびの段階や肌の状態に合わせて、保険診療と自由診療の組み合わせ治療をご提案しています。
1.保険診療(一般皮膚科の項目をご覧ください)
2.自由診療(美容皮膚科)
にきびの再発予防や、にきび跡の改善には、美容皮膚科的なアプローチも有効です。
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ケミカルピーリング
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古い角質を取り除き、毛穴詰まりを改善
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定期的な施術でにきび予防と美肌ケアに(月1~2回のケアがおすすめです)
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ダーマペン4
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とても細い針を使い、肌に穴を開ける施術です。肌が持つ自己回復力を促し、コラーゲンとエラスチンの生成を促進します。
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にきび痕の凹凸を改善したり、毛穴の開きを目立ちにくくしたりする効果が期待できます。
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フラクショナルレーザー(PicoWay使用)
- 肌の表面にレーザーを照射することで、皮膚の再生を促す治療法です。
- にきび痕の改善効果が期待できます。(クレーター状のにきび跡に効果が期待されます)
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レーザーフェイシャル(ジェントルマックスプロ使用)
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- にきびの炎症を抑え、症状の緩和が見込まれています。にきび痕の改善効果も期待できます。
料金について(自由診療)
料金は自費診療価格一覧表をご覧ください。
にきび治療のよくある質問
Q1. にきび治療は保険適用されますか?
A1. 基本的な外用薬・内服薬による治療は保険適用です。保険治療では治癒が難しい場合や美容目的の施術は自由診療となります。初回カウンセリング時にしっかりとご説明します。
Q2. 思春期でなくてもにきびができますか?
A2. はい。「大人にきび(アダルトにきび)」は、ストレスやホルモンバランスの乱れ、スキンケアの影響で起こることが多く、20代〜40代の女性に特に多く見られます。
Q3. にきび跡は消えますか?
A3. 赤みや色素沈着は時間と共に薄くなることもありますが、早めの治療が改善につながります。凹凸のあるクレーター状のにきび跡は、レーザーなどの専門的な治療が有効です。
院長より
にきびはただの肌荒れではありません。「皮膚の病気」として、適切な治療が必要な疾患です。
繰り返す炎症やにきび跡に悩み、自信をなくしてしまう患者さんも多く見てきました。
当院では、保険診療での基本治療から、美容皮膚科によるにきび跡ケアまで幅広く対応しています。
「治らないから…」とあきらめずに、一緒に肌の改善を目指しましょう。生活習慣のアドバイスやスキンケアの選び方も丁寧にお伝えいたします。
